2004 年
12 月
1 日
カテゴリ:活動報告
11月27日開催の「母のいる場所」上映会とトークの集い
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およそ200名の方に、御来場いただきました。アンケートを一枚一枚読みながらネットのスタッフ一同、「やってよかった!」という感動をあらたにしています。
槙坪夛鶴子監督は慢性関節リウマチで7年前から車イス生活となり、5年前から痴呆症のお母様(87歳)と同居し、介護もされています。普段は車イスのお母様が、監督の車イスを押して舞台に登場されました。これがお母様の大切なお仕事だそうです。しっかりと監督の車イスを押され、トークの間、傍らのいすで聞きながら、一言一言うなずいていらっしゃいました。
「お母さん、お仕事よろしくお願いします」という監督の言葉でさっと立たれます。撮影でも講演会でもどこへでも御一緒だそうです。伺ってはいたものの、実際にお母様の様子を目の当たりに拝見し、いくつになっても、どんな障がいがあっても、自分の存在が誰かの役に立っていると思えることがとても大切だという事を実感しました。
監督とお母様は、お互いに必要な部分を助け合っていて、「お世話をしてあげる」関係ではありません。この映画のテーマである「共に生きる、共生」そのものだと思いました。
24時間全身が痛むという監督は、本当に好きな事に打ち込んでいる時は痛みを忘れられるから、10のうちの1割でも出来るところを頑張る、できないところは人に任せる、そのためにも、もっと介護の社会化が必要だとお話しされました。
映画の終了後、監督とお母様のところへ、多くの方がみえられ、写真を撮ったりお話をされたりして、お二人からたくさんの勇気と元気を得られたようです。
映画の原作「母のいる場所、シルバーヴィラ向山物語」をぜひ読んでみて下さい。ノンフィクションですから「自分もここに入居したい!いや、稲城にもシルバーヴィラがほしい」なんて思ってしまいます。
子育ても介護も、ひとりで背負って苦しいものにならないように、地域の中で自分にできることで、お互いに助け合えるようなネットワークが作っていけるといいですね。「自分の存在価値」を見つけられた人は、皆さんイキイキと活動されています。その輪がもっともっと大きくなるように、今回の映画会がそのきっかけになれば嬉しく思います。 中村 みほこ
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